息子5歳の誕生日

[子育て][お菓子/お料理づくり]


 昨日は、息子の5歳の誕生日だった。去年は、平日だったし仕事をしていたので、可哀想な事にケーキを焼いてやれず、お店で買って来たケーキで済ませてしまった。(それもホールケーキが無かったので、普通のピース売りのやつ、、)小さいケーキに適当にろうそくを立てただけなのに、嬉しそうに火を吹き消している写真が残っている。(涙)

 今年は、一番下の娘の出産で育児休業中だから、きちんと焼いてやろうと思っていた。ここ数年は誕生日のケーキと言えば「シフォンケーキ」で通していたのだが、今回は少し違うレシピにトライ。

 写真のチョコレートケーキが出来上がりなのだが、、粉が殆ど入らないレシピで、ビターチョコ/バター/生クリーム/卵/砂糖で出来ている(うわぁ〜あらためて『カロリー高そう!』)焼きすぎてはいけないそうで、冷えると真ん中がへこんで、2〜3日置いた方が味が馴染んで美味しいらしいのだが、、何とも、失敗したスポンジケーキの様に情けない高さになってしまった。型がレシピよりも大きい物しか無く、計算して分量を増やしたのだが、増やし方が足りなかったらしい。
 見た目が派手に膨らむシフォンケーキに慣れているから、何だか一昨日焼いた時は「これは失敗、、」と凹んでいたのだが、結構いい材料(特にチョコレートは味で定評のあるベルギー製)を使ったから、味は悪くないだろうと、気を取り直してデコレーションした。

 今回は、新しい試みで紙にメッセージを切り抜き、それをテンプレートとしてケーキの表面に置き、上から粉砂糖を振りかけて、文字を抜いてみた。思ったよりも悪く無い出来で、不慣れなチョコペンで書くよりも、しっかり文字が読めるし、全体のバランスも取れる。難点は文字を切り抜くのが面倒なのと、1回使ったら使い回しが利かない事。。考えたら「お誕生日おめでとう」何て定型文は製菓調理用品としてテンプレートが売ってそうな気もするが、、。
 でも、こどもの名前をオリジナルで入れてやれるのだから、なかなかいい手だなと気が付いた。今度は白地にココアパウダーの反転バージョンでトライしてみよう!

 ホイップクリームは少ししか使わないので、今回は横着をして「エアゾル式クリーム」にしたのだが、、エアゾルタイプは乳脂肪分が少ないクリームを使っているので、時間が経つと形が崩れて来てしまう。スプレーする時の力の入れ加減がなかなか安定出来ず、絞り出す時にデコボコとかなり失敗してしまった。(粉砂糖とブルーベリーのトッピングで誤摩化す!)やはり、エアゾル式はデコレーションには向かないらしい。。

 ともあれ、息子はこんなケーキでも大喜び!嬉しそうにろうそくを吹き消して、二切れも平らげてしまった。見た目はかさが無いものの、味は上品に仕上がっててすこぶる好評だった。上の娘が飛び入りで連れて来たお友達のご姉弟もペロリと食べてくれたので、たぶん、美味しかったのだろう。1日置いた事によって、生地がしっとりと馴染んでチョコレートの風味が引き立っていた。

もう少し、小さい型を買ってこのレシピも精進してみよう!