矢継ぎ早の質問攻め

映画を見終わった後、パンフレットと角川書店から必ず出ている「ガイドブック」を買ってお昼を食べたのですが、娘からは、矢継ぎ早に質問が飛んで来ます。

  • 何故、アレンもゲドもみんな名前を二つ持っているのか
  • どうして、クモは最後あんな風に膨らんでしまったのか
  • クモの城の外に立っていたもう一人のアレンは誰なのか
  • 何故、アレンはクモの側についてしまったのか

子どもだから判るまいと思うのは考え違いで、子どもであるからこそ、いい所をストレートに突いて来ました。自分の体験からも思いますが、成長過程のある一時期「汚いもの」「醜いもの」「理不尽なこと」に非常に惹かれる時があります。その全てを否定し覆い隠してしまって、本当に「美しい事」「清い事」「正しい事」が自分の中に根付くのだろうか。
門の外に立っていたアレンが言います。
「光は闇が無ければ光では無く、闇は光が無ければ生まれない。」