さすが!スウェーデンハウス!

[住まいづくり]
暮らし始めてそろそろ10ヶ月。外気温が徐々に下がって来ているが、この家の断熱性の高さは本当に「聞きしに勝る」である。夜間の深夜電力料金で安くなる時間にタイマーをセットして、輻射熱で暖まる「フォトン」を夜中中つけっぱなしにしているのだが、ふんわりと、暖かい室内温度が一定に保たれて、朝は「寒い」という思いをしない。

フォトン」はサーモスタット機能が付いているので、室温がある一定の温度になったら自動的に電源がオフになってしまう。経済観念の発達した夫が、最も効率良く、最も安い電気料金で暖めるにはこれがいいと言っている。

でも、今の所この方法で不自由していないのは、本当にこの家が暖かく断熱性が高いからである。「床暖房」なぞ必要無く、暑すぎない快適な室内環境だ。

でも、先日ちょっと気になる事に気がついた。きっかけは、とある掲示板で「コルク床が流行っているけど、あの部材を付けている接着剤はシックハウスの原因になっている化学物質を放出する物だ」という発言を読んでからだ。

我が家もその質感や使い勝手がいいという評判を聞いて、2階の割と広い面積をコルク床にしてもらった、ある意味自慢の箇所だっただけに、何となく「難癖」を付けられたようで、実際をはっきりさせたいと思った

冷静に考えれば、恐らく何らかの有機溶剤は使っているのだろう。だが、実際に住んで使ってみて、異臭がするとか、閉め切っていると目がチカチカすると言った事は起きていない。施工不良も無いし、表面もつるっと心地よい感触で、我が家に来てくれたお客様は大抵「わ〜」っとその感触を誉めてくれる。でも、大事な自分の家だ、気になる所があったら、それは何なのか、少なくとも真実を知っておいた方が良いと思った。

施工の時の営業さんに今更聞くのも、忙しいだろうと思い、スウェーデンハウスのWebサイトに「一般のオーナーとしての疑問」という形で問い合わせのメールを送った。しばらく、何の反応も無かったので、半分忘れかけた頃に、担当してくれた営業のO氏からメールが入った。何と、本部の方からちゃんと担当営業者までそのメールが転送されたらしい。

これだけで、何となく嬉しくなった「釣った魚に餌はやらない」では無いけれど、もう引き渡し終わっている顧客のアフターフォローは、人によっては面倒と思うだろう。でも、ここでこまめに対応してくれれば、それを受けた側はそれだけ心証が良くなる。「ああ、ここで作ってよかった」と思ってしまうのだ。

O氏曰く、ちゃんと施工してくれた所に情報を問い合わせるので、しばらく待って欲しいとの事だった。そして、また数週間過ぎた頃、具体的な接着剤の名前と、大臣認証F☆4が付いたものである事、ホルムアルデヒドトルエン、キシレンは入っていない、という情報を送ってくれた。

もっと疑り深くなれば、ちゃんと細かい成分表をが無ければ信用出来ない!と思うのかも知れない。入っていませんと言っても本当は入っているのかも知れない。が、私はちゃんと名称が判ったという事で満足している。もし、不具合が生じたら、その名前を元にもっと突っ込んで調べればいいのだ。大事なのは「ユーザーの信頼に答える」という姿勢である。今現在何ら不具合は無いのだから、自分が気持ちよく住んでいればいいのだと思っている。

しかし、嬉しかったのは、このアフターケアーだ。ちゃんと忘れずに連絡をしてくれたという時点で「やっぱり、違うな」と改めて、スウェーデンハウスの良さを実感した所である。